10年ぶりにシミ治療を始めた「白玉部長」が東京のエトワールレジーナクリニックでの治療プランとその経過をお届けします。(現在治療中です。)
肝斑、老人性色素班、老人性疣という3種類のシミができているので、まずは肝斑治療から始めました。4種類の治療法で総合的に肝斑をまず抑えていきます。
この記事はこんな方におすすめ
- 総合的な肝斑治療の具体例を知りたい
- シミが数種類ある場合、どのような順番で治療していくか知りたい
- エトワールレジーナクリニック(東京)の肝斑治療を知りたい
エトワールレジーナクリニックでの肝斑治療(肝斑パーフェクトケアプラン)
VISIAという最新の肌診断マシンと先生の診察により現在3種類のシミが発生していることがわかりました。(撮影許可を得ています。)
↓先生の診断では白丸のしみが発生中です。
①最も治療が難しいといわれている「肝斑」
②紫外線や老化でできる普通のシミの「老人性色素斑」
③「おばあちゃんによくある」老人性疣贅(いぼ)
の3種類です。
まず、治療で最優先されるのが「肝斑」です。肝斑にレーザーをあててしまうと、色素沈着がおこり、かえって色が濃くなってしまうからです。一番除去したい老人性色素斑を治療するためにまずは肝斑の治療をすることになりました。
ピコレーザーのトーニングだけでは効果が不十分ということで、肝斑パーフェクトケアプラン6回コースを受けることにしました。
肝斑パーフェクトケアプランの内容
肝斑パーフェクトケアプランは
①ピコトーニング
②ピーリング
③プラズマ(トラネキサム酸)
④シミの内服薬(トラネキサム酸、ビタミンC&E)
がセットになったものです。
このクリニックの肝斑治療ではもうひとつプラズマのない価格の安いプランもありますが、施術回数が2回多くなるので、通院回数を減らしたい私はプラズマのついたプランにしました。
用語説明
①ピコトーニング:従来型レーザーより熱ダメージが少ない新世代のピコレーザーのモードの一つ。肝斑治療に利用できるモード。
②ピーリング:薬剤を使用して、肌表面の古い角質を取り除くことでターンオーバーを正常に戻していく
③プラズマ:皮膚、血液、表皮組織には衝撃を与えず、ピーリング効果による肌のキメの改善、くすみ改善、老廃物の除去、アクネ菌の殺菌、肌のコラーゲンUP、薬剤の浸透がよくなるなどの複数の効果がある。肝斑治療の場合は、この後にトラネキサム酸をシートマスクを使用して浸透させる。
④シミの内服薬(トラネキサム酸):トラネキサム酸は、メラニンをつくり出すメラノサイトにはたらきかけ、色素沈着抑制効果を発揮して肝斑を改善する。
プラズマを使用しているクリニックはあまりないのですが、代わりにイオン導入をしているクリニックは多数あります。看護師さんによると、イオン導入はイオン導入しているときにしか効果がないそうですが、プラズマは施術後12時間ほど薬剤を吸収してくれるとのことでした!効果が優れている分、イオン導入よりずいぶん高くなっています。
治療料金について
肝斑パーフェクトケアプラン6回コースは10%の割引がついて21万円弱でした。料金表では1回につき¥39,383の計算です(それから10%引かれたので約35000円/1回となります)。私の場合は、その後、老人性色素班の除去のためその施術をするタイミングで別料金で支払うことになりました。5か所取り放題で5万円くらいのプランが有力候補ですが、治療経過を見て決めていきます。
肝斑治療ではピコレーザーも使用するのですが、使用するモードはピコトーニングというモードで、全顔に受けるので全体的にシミは薄くっていくとのことでした。
シミがこんなに複雑化していなければ、ピコレーザーのピコスポットだけで対応できるので、若い方だったら一回で治療がすむ人も多いと思います(20代の頃の私がそうです。30代でもシミが一種類しかなかったのでスポットのレーザー1回と光治療4回の計5回(合計約8万円)できれいになりました)。
でも、40代のシミ治療は症状が重く複雑化しているので、それなりの金額になりますね。こちらのクリニックの値段ですが、他院と比べても標準的な値段です。他院でも同じくらい、もしくはそれ以上かかるので今回はエトワールレジーナクリニックでお世話になることにしました。
他の口コミサイトをみても実際治療を受けた方の施術代が2万円~30万円代とかなり差がありましたが、こういった理由によるものだと思います。30万も!と思うかもしれませんが、これはシミをかなりこじらせてしまった人の料金なので、軽いシミの方はこんなにかかりませんよ!脅かしてすみません。今まで軽いシミだったので、治療費も安くて、シミ治療に30万円とかどうやったらかかるんだろうと思っていましたが、こういうケースだとそういう金額になるんだなあと改めて納得しました。
各クリニックの単体施術の通常価格の比較表です。
クリニック名 | ピコトーニング | ピーリング | プラズマ | 内服薬(1か月分) |
エトワールレジーナクリニック | ¥15,000 (機種:PicoWay) |
¥11,000 | ¥23000 (トラネキサム酸) |
記述なし |
タカミクリニック | ¥55,000 (機種:エントラインSR) |
肝斑治療の施術として記載なし
|
なし。イオン導入があるが肝斑治療の施術として記載なし。 | 9,900円 |
TCB | ¥12850~¥23200 (ライトとスタンダードで値段が違う) |
¥9170 | なし。 代わりにビタミンCのイオン導入があり |
¥5500 |
共立美容外科 | ¥20,900 (機種:スペクトラ) |
¥17,600 | なし。かわりにイオン導入あり。 ¥5,500 (トラネキサム酸) |
記述なし |
各クリニックの比較ですが、治療を総合的に受けたらどこも同じような値段になるのではないかと思いました。タカミクリニックはかなり高いですね。大手のTCBが一番値段的には安い印象です。セットで受けるといくらになるかは実際来院して診断を受けてみないとわかりません。あと、使用している機械の性能も違うので料金の高い・安いだけで単純に比較できません。
エトワールレジーナクリニックが標準的な値段と言いましたが、ずれていないと思います。個人の医院に行くことも検討しましたが、立地や待ち時間の長さに問題があったり、マシンが従来型の古いものだったり(個人クリニックで機械を更新するのは大変だと思います)、値段も1ヵ月3~4万円する計算だったので、ここは行きやすくて、シミに強いクリニックにしようということで今回はエトワールレジーナクリニックでお世話になることになりました。
私の顔の3種類のしみの写真
↓一番消したい右ほほ上の老人性色素班(3 cm)。これ自体は治療しやすく消しやすいシミ。
このシミにプラス老人性疣贅(いぼ)が数か所(汗)。これは最後に別料金で炭酸ガスレーザーで除去する予定です。
↓しかし、目視ではあるかどうかあまりわからない肝斑のせいで、今回の肝斑治療を受けることに。一番やっかいなシミと言われているので、これで治療費がぐんとあがってしまいました。目の下あたりに広がっているのですが、すごく薄くてよくみないとわからない状態です。
↓目視ではわかりませんが、VISIAでは肝斑くっきり写ってます。コロナであまり先生も接近して診てくれないので、こうした肌診断機器があるのはよいことです。目視で肝斑を見過ごされたら大変です。
↓右ほほ全体。肝斑以外にも老人性色素班がほほに全体的に広がっています。これはスマホで撮影したものでこまで目立っていませんが、私の高性能のミラーレスカメラではくっきりと写ります。
↓左ほほ全体:全体的に薄めの複数シミが広がっています。これらのシミはピコトーニングでも少し薄くなるとのことでした。
(ただ、シミの種類によってシミのある場所の深さが違うので、異なる波長でないときれいに消えないとのことでした。)
これらのシミをこれから消していきます。肝斑6回コース+別治療2~3回で10回以内で終わるといいなあと思っています。
こじらせたシミだと他の方をみても10回は通院されていますね。
また経過は追って報告します。今まで美容皮膚科で効果がなかったということがないので期待しています。
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↓今回治療を受けているクリニックは東京のエトワールレジーナクリニックです。現在、表参道院と新宿院があります。カウンセリングは無料で、VISIAの撮影をしてもらえます。私はコースを申し込みましたが、お試しを1回受けてから決めることもできます。クーリングオフ制度もしっかり説明してくれるクリニックなので安心して行けますよ。
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